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17 Limits


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17.1 Functions and Variables for Limits

オプション変数: lhospitallim

Default: 4

lhospitallimは、 limitの中で使われるロピタルの規則の回数の最大数です。 これは limit (cot(x)/csc(x), x, 0)のような場合の 無限ループを防ぎます。

Limits ·
関数: limit (expr, x, val, dir)
関数: limit (expr, x, val)
関数: limit (expr)

実変数xが値valに方向dirに近づく時の exprの極限を計算します。 dirは、上からの極限には値plusを、下からの極限にはminusを持ち、 また、 (両側極限が計算されることを暗示して)省略することもあります。

limitは以下の特殊シンボルを使います: inf (正の無限大)とminf (負の無限大) 出力時には、und (未定義), ind (不定しかし有界), infinity (複素無限大)も使うことがあります。

式の絶対値の極限は正の無限大ですが、式自体の極限は正の無限大でも負の無限大でもない時、 infinity(複素数の無限大)が返されます。 これは、limit(log(x), x, minf)のように複素偏角の極限が定数である場合、 limit((-2)^x, x, inf)のように複素偏角が振動する場合、 limit(1/x, x, 0)limit(log(x), x, 0)のように複素偏角が左右の極限のいずれかで異なる場合を、 を含みます。

lhospitallimは、 limitの中で使われるロピタルの規則の回数の最大数です。 これは limit (cot(x)/csc(x), x, 0)のような場合の 無限ループを防ぎます。

tlimswitchtrueの時、 必要な時limitコマンドがテイラー級数展開を使うことを許します。

limsubstは、 limitが未知の形式の上の代入を試みることを防ぎます。 これは、1を与えるlimit (f(n)/f(n+1), n, inf)のようなバグを避けるためです。 limsubsttrueに設定することはそんな代入を許します。

例えば、limit (inf-1)のように、 定数式を整理するために、引数1つのlimitがしばしばコールされます。

example (limit)はいくつかの例を表示します。

方法に関して、 Wang, P., "Evaluation of Definite Integrals by Symbolic Manipulation", Ph.D. thesis, MAC TR-92, October 1971を参照してください。

Limits ·
オプション変数: limsubst

デフォルト値: false - limitが未知の形式の上の代入を試みることを防ぎます。

これは、1を与えるlimit (f(n)/f(n+1), n, inf)のようなバグを避けるためです。 limsubsttrueに設定することはそんな代入を許します。 limitが未知の形式上で代入をしようとするのを防ぎます。

Limits ·
関数: tlimit (expr, x, val, dir)
関数: tlimit (expr, x, val)
関数: tlimit (expr)

exprxに関するval でのテイラー級数展開の方向dirからの極限を取ります。

Limits ·
オプション変数: tlimswitch

デフォルト値: true

tlimswitchtrueの時、 limitコマンドは もし入力式が直接計算できないなら、 テイラー級数展開を使います。 これは、limit(x/(x-1)-1/log(x),x,1,plus)のような 極限の評価を許します。 tlimswitchfalseで、 入力式の極限は直接には計算できない時は、 limitは、未評価の極限式を返します。

Limits ·

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